就活保健室の日記

就活保健室に来たあとは、最初の一歩がふみだせる。 そしてはたらくことを考えること、実際にはたらくことが楽しい、元気になる。 そんな状態を目指しています。日々感じていること、若者と仕事に関する情報など。

就活生へ、今すぐ捨てよ!何もやってこなかった、これはネタにならないという思い込み

以前にもマニュアルの弊害について取り上げました。

 
今日もまた、囚われている学生さんに出会いました。
 
彼女のネタはテニスサークルの会計係について。会費を滞納していたメンバーに対し、会費の使途を説明する資料を作り、回収に貢献したことでした。
 
うーん、悪くないけど、他にアルバイトとかしてないの?と聞くと、出てきました。たくさん!!
 
まずは、ターミナル駅の商業施設内にあるカフェでのスタッフ。なんと、全店舗中売上2位の繁忙店。1年くらい続けたけど、辞めるころには、いろんな作業も超ハイスピードに出来るようになったそう。
 
その後、繁忙店でこれだけ出来るようになったんだから、もっとチャレンジしたいと、同じターミナル駅周辺のカフェにオープニングスタッフに。開店当初は客も少なかったため、自らチラシを配り集客も行ったそう。
 
このエピソードだけで、仕事への責任感や、向上心、チャレンジ精神、同時に物事をこなす力、などなどいろんな能力が伝わってきます。
 
この学生さんは、クレジットカードのエリア総合職を希望していました。その職種の配属はコールセンター。つまり、契約社員やアルバイトで構成されるオペレーターを使い、センターの管理運用が主な業務。同時にテキパキいろんなことをしなくてはならなそうですし、オペレーターが処理しきれないクレーム対応もやらなくちゃいけませんよね。
 
そんな業務をちゃんとやっていけそうな能力がこの彼女にはあるんです。その二箇所のカフェのアルバイトの経験で。
 
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ね、こんな風にとってもいいネタが出てきてなかったなんて、本当にもったいないと思いませんか?
 
一人ではなかなか見つからないあなたの大切な能力、適性。就活保健室で一緒に見つけましょう!