就活保健室の日記

就活保健室に来たあとは、最初の一歩がふみだせる。 そしてはたらくことを考えること、実際にはたらくことが楽しい、元気になる。 そんな状態を目指しています。日々感じていること、若者と仕事に関する情報など。

オーダーメイドの就活をサポートします

先日、就活保健室のロゴを作ってくださったデザイナーさんがご自身の就活や進路、そしてこのロゴに込めた思いをFacebookで書いてくださいました。

うるっとするくらい、いいお話で、それで改めて思いました。

今、就活、就活って盛んに言われてますけど、やっぱり仕事を選ぶ、進路を決める、何か始める、といったことは、人生において一大事。一人ひとりの思いや悔しさ、儚さ、などいろんなものが詰まっているもの。

もっと大切に扱われるべき神聖なものだと思いました。「○活」と呼ばれるようになると、途端に薄っぺらく感じてしまうのは、なぜなんでしょう?

さて、自分自身の就活について少し話すと、四大卒の女子の求人が短大卒に比べ、まだ少ない頃。さらに運悪く、ちょうどバブルが弾けた頃で氷河期でした。

アカデミックな雰囲気が好きだったので大学職員を目指し、母校を受け最終面接まで進みましたが、結果は不採用。最終まで行ったからこそ、本当に悲しかったです。今でも覚えています。わんわん泣きました。他の大学もいくつか受けましたが、大学職員は採用数若干名の狭き門、それもほぼ卒業生からの採用なので全滅でした。教育繋がりで予備校なども受けましたがダメでしたね。

その頃には、もともと見ていた企業の選考は終わってしまっていました。いわゆる持ち駒が無くなった状態です。

当時は求人を探すのも、インターネットが無かったですから、今より労力がかかっていましたよ。百科事典みたいな企業紹介の本が届き、興味のある企業にハガキを出してコンタクトを取る。そんなアナログの時代でした。

上記の方法でゲットした持ち駒が無くなったので、藁をもすがる気持ちで女性向け事務職の求人情報誌「とらばーゆ(今もウェブで継続してますね)」を買ってパラパラめくりました。そして一社だけ「新卒も可」と書いてある企業を見つけた時の嬉しかったこと。

釣り具のメーカーで、輸出入があるため英語ができる人を募集する求人でした。

ドキドキしながら電話をかけ、面接の設定をしていただき、2回ほどの面接で無事内定をいただきました。

釣りは全然わからないけど、高校在学時のアメリカ留学で得た英語力(一応直前に受けたTOEICは900点超え)を評価いただいたのでしょう。当時の総務部長兼人事部長が大学の先輩というご縁もあったかもしれません。

最初の希望とは違ったけれど、せっかく採用していただいたのだから、一所懸命頑張ろう、と思い入社しました。

早く仕事を覚えたくて最初の年は1日も有休を取らなかったくらいです。

今思うと、いろんな面で自分に合っていた職場だったんでしょうね。

気取らずフラットな雰囲気。アウトドアメーカーなので、社長もチェックのシャツにチノパンというカジュアルな職場。男性社員はほぼ釣りキチなので、月曜日は釣果の話で大盛り上がり。

いろいろ任され、作っていける環境。従業員100人程度、そして会社の成長期だったので、在籍中に基幹システム導入、上場も経験できました。ここでの経験が次の職場でも非常に役に立ちました。

大学のような固い雰囲気の場所よりフランクなところ。そこが私の能力がより活かせる場所だったんですね。

2社目は、友人の誘いでITベンチャー企業に転職。内勤営業と人事マネージャーを担当。入り口から出口まで、採用からリストラまで経験しました。

その後、人事の経験を活かし一人ひとりに寄り添ったサポートができればと思い、キャリアカウンセラーの資格を取ったところ、またまたご縁があり大学のキャリアセンターでの勤務から、就活支援のキャリアがスタートしました。

回り回って、今は大学のキャンパスの中ではありませんが、全国の大学生のサポートをさせていただいています。なんとなくこっちの方に行きたいなぁ、と思っているとちゃんと辿りつくんですね、きっと。

だから、今やっている就活がなんか違うなぁ、と思っている学生さんや20代の方、ぜひ就活保健室にお問い合わせください!!

ほっとして、前に踏み出せる、あなたに合ったアドバイスをさせていただきます♪

f:id:guruguru1971:20160425220217j:image
アメリカの高校の卒業式。時代を感じさせますねw