就活生がよく言う「利益を追求しなくていいから公務員」は正しいか?
まだまだ残暑が厳しいですが、確実に空は秋っぽくなってきました。みなさん、体調など崩されていないですか?
さて今日は公務員というお仕事について、取り上げたいと思います。
就活生の方からよく聞くのは、「利益を追求するのは向いていないので公務員を志望しています」や「売上のノルマとか無理だし、営業は向いていないので公務員です」ということ。
でも、どうなんでしょう?
もちろん民間企業のように「売上」や「利益」はありません。でも、「歳入」「歳出」という言葉があるように、国でも地方自治体でも何か行うには必ずお金がかかります。
つい先日も、東京都知事が築地市場の豊洲への延期を決めましたが、その間も豊洲の施設を維持するのに1日700万円もかかるし、延期すれば築地市場後に作る道路がオリンピックに間に合わなくなるがどうするのか、など賛否両論が起きています。
国も地方も、少子高齢化の影響で財政は苦しい状況です。そんな中、何か事業を行おうとすれば、それが社会問題の解決だとしても、その金額が妥当なのか、もっといいやり方があるのではないか、など、国民や市民から厳しい目で見られています。
また、これも少子高齢化の影響で日本全体のマーケットが小さくなっています。だから、国も地方もいかに外から人を呼び込んでお金を落としてもらうか、住民となり税金を納めてもらうか、という試みが至る所で行われていますね。
2つとも、利益を意識しますし、集客を考えるという意味で、かなり営業っぽくないでしょうか?
ということで、「利益を求めなくていいから公務員」という概念は、今すぐリセットしてください。
地方創生の今こそ、公務員に営業的なセンスが求められていますよ!
詳しく知りたい方は、就活保健室にご連絡くださいね♪