祝25年ぶり広島カープ優勝!〜理由なき成功はなし〜
カープがリーグ優勝を決めて5日。優勝セレモニーが今日ありました。ペナントを持って選手がマツダスタジアムを一周するのを見て、嬉しさがじわじわ来ましたよ。
久しぶり過ぎて、広島のデパートがセールの仕方がわからない、ビールかけのやり方を他球団に聞いたとか、微笑ましいエピソードがたくさん伝わってきました。
また、優勝当日の広島の街の盛り上がりは、繁華街でみんながハイタッチしていたり、そりゃもう楽しそうでした!離れているからこそ、出身地・広島が懐かしくなりましたね。
そして、テレビや新聞などでもたくさん取り上げられました。数ある記事の中で読み応えがあったのが、
40回以上の逆転はなぜ生まれたか?石井琢朗がカープに施した打撃改革。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
今年は本当に打撃が強かった!最初負けていても、何となく逆転してくれる、見ていて安心という雰囲気がありました。
やっぱりその状態にするために、取っていた策があったんですね。
ひとことで言うと、結果よりもプロセス重視。選手一人ひとりに考えさせるようにしたこと。自分でコントロールできることに集中させたこと。
ちょっと長くなりますが引用します。
打撃内容をより厳密に評価。「◯安打」という単なる結果の評価ではなく、ボテボテの内野ゴロでも走者を進めればそれを合わせて評価し、犠牲フライを打てばそれをまた高く評価した。反対に無死二塁や1死二塁で三振すれば、厳しく指摘した。
まずは、簡単に三振しないという基本から伝えた。
単に「三振するな!」ということではない。
ベストではなく、ベターを求めろ、というメッセージに近い。
石井ら打撃コーチ陣は、結果に対して注文はつけない。打った、打たないだけで話はしない。
「球種は何を待っていたのか」
「試合前に見た映像とどう違ったのか」
「どういう気持ちで打席にいたか」
結果は簡単にコントロールできないが、アプローチは自分でコントロールできるもの。修正すべきは、そこにある。打席に入るまでの準備がしっかりできているからこそ、迷いなく力強くバットを振れるのだ。指示通り選手がバットを振り、その結果アウトとなっても打撃コーチ陣は選手を責めるようなことはしなかった。
読んでて清々しくなりました。方針がはっきりしてるし、自分でコントロールできることに集中すればいい。だから思い切って打てる。そして結果がついてきたわけですね。
レベル感が違い過ぎるかもしれないですが、まさに就活相談で伝えていること。就活のプロセスごとに、今の状況を確認して、よりよい状態に持っていくために何ができるか。そこに集中しましょう、と!
何となく共通点を見つけ、勝手にカープから元気をもらいました。これからも、みなさんひとりひとりが自分らしいキャリアを作っていけるよう、精一杯サポートさせていただきます♪
「諦めない」。指導する選手のことも、困難な状況も。
カープの河田雄祐外野守備・走塁コーチは広島・西武で過ごした現役時代、控え外野手でした。17年間を生き抜いた後、昨季までは西武のコーチとして、戦力外通告される選手たちとも、最後まで真剣に関わり続けました。
いろいろな競技の指導者や、教育に携わる方に読んでいただきたい記事です。