就活保健室の日記

就活保健室に来たあとは、最初の一歩がふみだせる。 そしてはたらくことを考えること、実際にはたらくことが楽しい、元気になる。 そんな状態を目指しています。日々感じていること、若者と仕事に関する情報など。

内定ブルーのあなたへ。労働条件もOK!内定後はもっと気楽に聞きましょう

早いもので10月も下旬。今年も残り2ヶ月となってきました。

 
内定式が終わったみなさんは、卒論の執筆や、卒業旅行のためのアルバイトで忙しくされている頃でしょうか?
 
さて、最近は内定後の相談も増えてきました。
 
先日お話したのが、専門商社の総合職で決まったC君。内定式でもらった書類を見て心配になり、相談したかったそう。
 
見せていただくと「労働条件についてのお知らせ」と書いてあり、給与や昇給、休日など労働条件について詳細が記されていました。
 
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月給(基本給120,000円、職能給90,000円)

「12万」だけ目に入ってきてしまい、安っ!、何これ?、散々給与など労働条件確認したのに大丈夫かな…、と思ってしまったそう。

確かにC君とは何社かの労働条件を、時給まで出して年収ベースで比較検討しました。でも、あくまでその時わかっている情報で、でしたからね。

心配になる気持ちよーく分かります。初めての就職ですし、今さらもう一回就活はやりたくないし。

そんな時は、素直に人事の方に聞いちゃいましょう!

内定式も済んでいるので、人事としては辞退は何としても避けたいこと。だから、質問には丁寧に答えてくれるはずです!!

ただ、聞き方には気をつけた方がいいでしょう。

今回の場合だと、「なんで基本給がこんなに低いのですか?」より、「基本給と職能給と分かれているのですが、仕組みを教えていただけますか?また、30歳での平均年収はいくらくらいですか?」と聞くのもいいですね。

だって心配なのは、基本給が低いということは、賞与の算定基礎が低いのでは、ということでしょうから。

ちなみに、

一般的な賞与の計算式

賞与(年2回、前年実績4ヶ月)
月給×2ヶ月×2

つまり、「月給」に何が入ってくるかが肝心。今回で言えば、基本給×2ヶ月なのか、基本給+職能給×2ヶ月なのか、ということ。

でも、賞与はあくまでも前年実績はこうでした。毎年業績に応じて何ヶ月分になるか決めています、という企業が多いです。よって、上に示したように平均年収で聞くのが手っ取り早くてオススメです。

同じように不安がある方、人事に思い切って聞いてみてくださいね!もちろん、就活保健室でも相談を受け付けています♪