就活保健室の日記

就活保健室に来たあとは、最初の一歩がふみだせる。 そしてはたらくことを考えること、実際にはたらくことが楽しい、元気になる。 そんな状態を目指しています。日々感じていること、若者と仕事に関する情報など。

【レポート】湯浅誠さんと共に考えた〜若者が希望をもてる社会をつくる!前半〜

3月26日に地元、国立市で『若者が希望をもてる社会をつくる!ー「生き抜く力」を支える地域の教育力とはー』が開催されました。

 
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国立を中心に若者の支援活動を広げていきたい就活保健室としては、絶対参加せねば!ということで、一番前の席で聞いてきましたよ。
 
今回は、前半の湯浅誠さんの講演のレポートをします。
 
まず、湯浅さんの方から、通常の講演のように一方通行にはしたくないというお話がありました。そして、水色の紙にあるテーマも参考にしながら、周りの方と自己紹介しながらお話する、という流れで始まりました。
 
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その後、みなさんから質問を受け、湯浅さんが答えていく形で1時間ほど進行されました。
 
その様子は以下にメモを貼り付けますので、参考にどうぞ。
 
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Q:人生前半の社会保障について
 
A:日本はアメリカとイギリスの間くらい
 
高齢化率 世界一 アメリカの2倍
社会保障規模 アメリカとどっこいどっこい
 
若い人に使われてる分少ない
義務教育
児童手当
医療費
保育園など
 
年間100兆
年金50兆
医療10兆
介護10兆
 
9割
 
教育費 社会保障と別
子育て支援 あんまりにも小さい
増やさないとだめじゃない?
→人生前半の社会保障と言われるようになった
 
GDP2% スウェーデン、フランスの例
出生率2に回復
10兆
今5兆
 
どうやって工面するの?
保育園 7000億から1兆にする
といってるが。。
 
国の借金一千兆円と言われてる中で
 
しわ寄せが出てる
 
Q:子どもの1 貧困率
学校の2 外との連携
若者の1 働く
→全部つながつてる
 
A:点では解決できない
 
子どもの貧困率
結構深刻な数字
三年毎に出る
2012年 が最新
             2006   2009   2012
全国平均 15.7 16.0 16.1
子ども     14.2 15.7 16.3
 
6年間で30倍 全体に比べて
 
2013年に国も法律作った
都道府県 対策推進
これから自治体 計画作っていく
国立市 もう作った
 
進学に影響
子ども調査
 1月29日発表
29.9
 
小学校1年子を持つ親
28パーセントのおや
大学進学諦めてる
無理だと思ってる
 
子どもにメッセージとして日々伝わる
 
子ども自身そういう選択肢ないなぁ、と思う
 
小学校6年生 東京 体育4
あと全部5
静物画 文部科学大臣
生活保護家庭 大学行けない
どっかで諦めなくてはいけない
相当な損失では?
世の中的には
 
もうちょっと頑張れば先があるかも
諦めないように持っていく
学校や地域、企業の努力が必要
学校だけで完結は難しい
外のセクターとどうつながっていくか
諦めなくてもすむかも
自分にもできるかも
親子共々思えるか
 
経済的、生活的支援
違う価値観の大人と出会う
斜めの関係
 
僕自身、高校二年生 友達の家に泊まりに行った
夕食のときビーフストロガノフ出てきた 敵わないと思った
 
ある年齢になるとぶちあたる
 
縦 親、先生、横 友達
斜め 違う大人
 
機関と機関だけでなく
学校さん意識してやられてると思う
 
Q:あるお母様から
ギタリストなりたい子ども
インターネットで繋がれる
闇がある
 
A:人生の選択肢を増やす?
 
現実に居場所がないと
細い線がどんどん太くなっていく
リスクに対して目をつむってしまう
 
選択肢があるないで選ぶのと
それしかない中で選ぶ
 
これしかないと思うとしがみついちゃう
ギタリスト仲間
大人も一緒
 
 
Q:若者の2番 alone together
いきづらさを表してる
TEDでシェリーさん
一緒だけど孤独
 
去年大学で教え始めて
特に女の子
5、6人くらいグループからはぐれないように
強迫願念
入学後、7、8日くらいにグループできてる
早くしないと取り残されるから
ここ抜けれない
1日ずっと一緒
デリケート 結構神経使ってる
 
授業終わって質問きた
いつでもおいでよ
えー、難しいですよ
私一人残ると他の子たちにメッセージ持っちゃう
 
あんまり大事なことを言えない
家族のことで悩んでる
相談所になってる
聞いたほうが重くなるから申し訳ない
あなたはどう思うの?嬉しい 信頼されてる
あー、そうか。でも無理!
 
1日一緒にいたのに今日誰とも大事な話してない
ひとりぼっち
 
空気読むっていう話あるけど
大人の世界もそうだからじゃない?
 
職場で政治的な話できない
地域でも
 
Q;地域3.4 いるだけ支援
A:子ども食堂とか
今日はみんなで鍋でもつつこうか
高校生 みんなで鍋をつつく
現実にもあるんだ
ホームドラマだけかと思った
一生忘れられない出来事
鍋をつつくのに技術はいらないよね
 
真面目な人ほど一歩踏み出せない
覚悟できないのに関わっていいのでしょうか?
 
鍋奉行みたいなスキルいらない
受け入れる側も慣れてますよ
一回いったら抜けられないのでは
 
自分が思ってるよりは気楽に行ってみれば
 
Q:受援力と支援力
A:東日本大震災で受援力という言葉が使われるようになった
自分でやろうとする
瓦礫撤去とか
SOSを出す
受ける力も必要だよね
 
本当にしんどい人はしんどいって言えない
違和感もってた
 
いかにSOS出してもらえるか
支援力の腕の見せ所では?
受援力にあぐらをかくのはだめ
どうやって接点持つか
 
若者支援にも共通してる
 
役割を感じられるように
助けてあげますよ
いい感じしない
 
ちょっと手伝ってくれ
と言って関われると
 
震災
おじさんたち困ってる
 
男性たちこない
たまにいたら自治会役員
 
孤立してるから一緒にお茶飲みましょう
プライドが許さない
 
うまく行ってる例は
その人たちに出番作る
子どもたちに将棋の相手
おばあちゃんとだなつくる
とんかち手伝ってもらえませんか?
 
しょうがねーなと言ってくる
 
いかにしょうがねーなかと言わせるか
支援力
 
相手の受援力を引き出すような支援力
 
しんどい人ー、てハイハイって言ってくる人は元気よ!
 
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