就活生の間で流行っている『成果病』を治す方法
さぁ、4月も本格的に始まりました。エントリーシート作成や面接の準備に筆記試験対策と、みなさん忙しくされてるようですね!
さて、今日は就活生の間で流行している『成果病』の処方箋について。
この1週間、こんな声ばかり聞いています。
やってきたことが、どれも大して成果がないんです。
成果が数字で表せないんです。
本当は◯◯なんですけど、少し盛ってもいいでしょうか?
企業によく聞かれる自己PRや学生時代に力を注いだこと(学チカ)。
みなさん口を揃えて、成果がないとダメ、と聞いたとおっしゃるんです。それも成果は数字でないとダメ、と聞いた、と。
学生さんの間で浸透しているマニュアルに載っているのでしょうか…。困ったものです。
声を大にして言います!成果は必ずしも無くてもいいし、成果があったら言えばいい。それに、成果って数字で表せられるものばかりじゃない、ということ。
例えば、
「学園祭の広報担当としてパンフレットの中身を改善して、集客を1,000人増やした」
という事実よりも、
「他校と比べてイケてない学園祭をどうにかしたくて、実行委員として学園祭全体を改善した」
と言ってくれた方がイイ!
あなたの想いも感じられるし、全体に関わったんだ〜、すごいなぁ、もっと話を聞いてみたいなぁ、となります。
成果にとらわれすぎている時は、そもそも何のために自己PRと学チカを聞かれるのか思い出してみて!
企業さんはあなたが自社でうまく活躍できる人なのか。生涯賃金2〜3億円払ってもいい人なのか、を一生懸命知りたいんです。
そのために、あなたがどんな人なのか、どんな時頑張れる人で、どんな仕事に向いてそうで、将来どんな風に成長しそうか。そんなことを見ているんですよ。
肩の力を抜いて企業さんとの接点を見つけて、それに合う等身大の自分を伝えてくださいね!
就活で余裕がないかもしれないけど、ちょっと周りを見てみて。こんなにきれいに咲いているお花を見たらホッとしませんか?