なぜ学生時代の「まちづくり」活動と就活が繋がらないのか〜座談会に参加してみたら〜
最近は、大学と地域を結びつける活動が盛んです。就活生の相談でも、「まちづくり」を一生懸命やってきたからそれを仕事にしたい、という方によく出会います。
でも、実際の進路としては、地方公務員やデベロッパー・商業施設ぐらいしか思いつかず、「まちづくり」は断念し、別の道に進む場合も多いです。
そんな状況をどうにかしたい。「まちづくり」を仕事にするにはいろんなルートがあるし、いろんな関わり方があることを学生に伝えたい、と学生のまちづくり活動の支援に長年携わって来た方がイベントを企画されました。
みんなでチーズ!誰が学生さんかわからないくらい馴染んでいます?!
具体的には、「まちづくり」の活動をしている学生、OB、プラスそんな学生を応援したい社会人が集まって話す座談会です。そして今回、光栄にも、ぜひ参加をしてほしい、とお誘いを受けました。私も同じように感じていましたので、喜んで参加させていただきました!
集まったのは、学生さんが5人、社会人が6人。場が和むアイスブレークのワークで始まり、ペアワークで今までの自分のキャリアや人生を振り返り、全員で話し合ったことをシェアしたり、学生さんの質問に答えることで対話が進んで行きました。
アイスブレークのワーク。ペアで交互に人の顔を描いていきましたよ♪
まちづくりの仕事として、OBから信用金庫での地域活性化や営業、都市開発プランナーのお話があったり、私からは地域おこし協力隊として働いている方の事例を紹介させていただきました。いろんな形があるんだ、と、学生さんたちも視野が広がったようでした!
トークの様子。
一番のポイントは、まちづくり自体がニッチな業界なので、求人がクローズの場合も多い。だから、若手公務員の勉強会やイベントなど、どんどんそういう場に出かけていく。そこから就職につながることもある、ということでした。
また、私たち社会人もイキイキと働いている仲間たちに出会えて、大いに刺激をもらいました♪
就活保健室では、こんな風に学生さんの選択肢を増やしたり、イキイキと働く人を増やすお手伝いをこれからもどんどんしていきたいと思っています。何かありましたら、ぜひお声がけください!!