就活保健室の日記

就活保健室に来たあとは、最初の一歩がふみだせる。 そしてはたらくことを考えること、実際にはたらくことが楽しい、元気になる。 そんな状態を目指しています。日々感じていること、若者と仕事に関する情報など。

発達障害(ADHD)を抱えている方に合った就活方法とは?

まだまだ暑い日が続きますね。いったん涼しくなったので、ちょっと身体にきています。みなさんも気をつけてくださいね。

 
さて、就活保健室では、様々な方からご相談をお受けしていますが、先日、発達障害を抱えている方とお話をさせていただきました。
 
大学を数年留年して、今年の春に卒業したC君。音楽をずっとやってきた方でした。

就職も音楽関係の専門職に焦点を絞り、新卒時と既卒1年目と2年に渡り挑戦してきましたが、最終面接まで進んだものの残念ながら内定はもらえなかったそうです。

大学卒業後は、希望する仕事をフリーでされている方のお手伝いをしてきたけど、このままだと将来心配。生活を安定させながら、できれば好きなこともやりたい。何かいい方法がないか、ということで、就活保健室にご連絡をいただいのでした。

すでに発達障害ADHD)の診断は受けていて、ご自身も障害を受け入れていらっしゃいましたので、   

障害者手帳を取得し障害者枠での就職も視野に入れたらどうか。障害者雇用率が法律で決められているし、それをクリアするため大手企業は積極的に障害者を雇用していて、障害者の方だけを雇用する特定子会社をもっている。もちろん一般枠でも受けられる高いので、可能性が2倍になる。好きな音楽は、フルタイムの仕事をしながら副業的にやってもいいですしね。

こんな風にお話したところ、

じゃ、ちょうど実家に帰ろうと思っていたので、障害者手帳を取って来ます。戻ってきたら、また相談に乗ってください。今日は話して、少し気が楽になりました!

とのこと。

即行動がいいですね。この後も、どんどん進みそうです!

私もお役に立てたみたいで嬉しかったです。それから、C君の持つ、音楽に対する世界観や思いをたっぷり聞かせていただき、なんだか楽しかったです!

同じような悩みを持つ方、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

 
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