13人に1人。LGBTの方の就活支援とオリンピック
先日のパラリンピックの東京プレゼンテーション動画、ご覧になりましたか?オリンピックの時以上にカッコよかったですね〜。
というのも、先日参加した「LGBTsの理解と支援」という就活支援者向けセミナーで、LGBTへの関心が深まっているのは東京でのオリンピック開催が決まったためと聞いたからです。
だから、最近、メディアでもLGBTという言葉をよく見聞きするようになったんですね。
誰もが自分らしく、自分に合ったキャリアを作っていけることを応援している就活保健室としては、この動きは大歓迎です!
そのセミナーで勉強したことを少しだけシェアしますと、
LGBTをとりまく背景として
企業では、
学校では、
があり、
また数字的なことで言えば、
1クラスに3人くらいいらっしゃるという計算。多いですか?少ないですか?
カミングアウトしている方がまだまだ少ないから、周りにはいないと思っているだけなのかもしれません。
お話をしてくださった松永さんは、LGBTの方の就活支援のご経験が豊富で、事例を交えながら支援者の心得をわかりやすく教えてくださいました。
個人的に印象に残っているのは、
言葉遣いや学校などで使う用紙の記入欄に至るまで、細かい配慮の部分でした。
セミナーのタイトルも一般的に使われる「LGBT」ではなく「LGBTs」と「s」を付けているのは、多様な性のあり方を示すため。
某大学の受付用紙に性別欄を無くしたことで、LGBTsの学生が就活相談しやすくなったこと。
彼らはいろんなところで傷ついているので、この人は分かってくれる人だな、言っても大丈夫だな、というのをすごく観察している。
といったようなことです。
あなたのままで大丈夫だよ、という姿勢がとても大切なのが、ひしひしと伝わってきました。
このセミナーでの勉強を活かし、誰もが自分らしく生きていけるよう、引き続きお手伝いできればと思っています。