【就活】学業で頑張ったことについて聞かれたら
日本の就活では、「何を勉強してきたかは関係ない」なんてよく言われますが、本当にそうでしょうか?
理系の方は、1、2年時から実験でレポートの嵐、3、4年は研究室に連日待機。そんな話をよく聞きます。
そして就活では、募集要項に「電気系学部卒業見込みの方」など書いてあることも多く、学んだことを見られていることが分かります。
「理系だけでしょ。私は文系だから関係ない!」なーんて思っている方も多そうですね。
しかし、
学校指定の履歴書には必ず「得意科目・好きな科目・ゼミ」欄がありますし、各企業さんが指定するエントリーシートでも「学業で頑張ったこと」、「学業以外で頑張ったこと」という項目をよく見かけますよ…。
残念でした。文系の方にとっても避けては通れない質問でした!
それでは、なぜ聞くのでしょう?
それは学生の本分が学業だからですし、大学では高校までと違って授業の選択は学生であるみなさんに任されています。どんな基準でどんな科目を履修したか、どう取り組んだかを確認すれば、仕事に対する姿勢、態度もある程度想像できるからです。
文系の方からしか聞かない「ラクタン(楽に単位が取れる授業)」、「ゆるゼミ(誰でも入れるゆるーいゼミ」ばかり取っているあなた、気を引き締めてください!
ちなみに、先日、ある文系大学生とお話したのですが、ゼミまで最近は受け身なのですね。
その大学では1年生からゼミは必修、それも自動的に振り分けられるそう。2年生から他のゼミに変わることもできますが、特に勉強したいこともなかったし、ゼミで友達もできたのでそのまま続けているとのこと。
非常にびっくり!
これでは面接官と話が通じないわけです。おじさまの大学時代は、ゼミとは少人数で興味のある分野について議論したり、大学生活の集大成として論文を書くものですから。ふぅ。
なんとなく授業を取っているあなた、後付けでいいですから、なぜそれを選んだか、何をどう学んだか、ちゃんと説明できるようにしてくださいね。
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