就活留年は不利になるのか?〜もう1年就活するか悩んでいる方へ〜
9月も中旬になり、そろそろ大学の後期が始まる時期ですね。就活がうまく行っていない方から、もう1年やるかどうか、そういった相談が増えてきました。
就活留年は不利かどうか?
これは就活にまつわる他のどの質問にも共通するのですが、
答えはYesでもありNoでもあります。
- 上位校の学生の方が就活はうまく行くか?
- インターンシップに行くと内定が出やすいか?
- 部活やサークルをやっていないと不利か?
- リーダー経験が無いと評価されにくいか?
など。
上位校でも自分がうまく表現できず苦戦したり、インターンシップには数多く行っても、行くだけで満足してなかなか結果に結びつかない方も多いです。
就活留年も、1年就活をしてみて自分の課題を認識し、その克服のために計画的にこれからの1年を過ごすならきっとうまく行くでしょう。面接でのふるまいも自信に満ちたものになるでしょうから。
でも、就活がうまくいかなかったのは業界を絞りすぎたのと、インターンシップにほとんど行かなかったから。だから、とにかくインターンシップにたくさん行って、業界も広げれば大丈夫。こんな考えだと、非常に危険です。
きっと面接では、就活留年の理由をうまく答えられず、安易に物事を考える学生だと評価されてしまうでしょう。
実際、学校にもほとんど行かず、アルバイトもサークルもせず、ゲームばかりしていた男子学生C君。1年留年し、アルバイトを始めるところから就活を仕切り直し、自分にも自信が持てるようになり、最終的には上場企業のグループ会社の営業職として内定をもらいました。
もう1年チャレンジしようかな、と思っている方、安易に決めるのはNGです。それなら、今年は特に秋採用でもまだまだチャンスがあるので、17年卒で粘ってほしいな、と思っています。
いずれにしても、戦略的に考えることが必要です。お金もかかることなので、キャリアセンターなどで相談してから決めましょう。もちろん、就活保健室でもOK。みなさまからのご連絡をお待ちしています♪